ガガーリンの名言が生まれた年 - 1961年(昭和36年)

ガガーリンの名言が生まれた年 – 1961年(昭和36年)

ユーリ・ガガーリンは、ソ連宇宙飛行士であり空軍パイロットでもありました。

ユーリ・ガガーリンこの年4月、ガガーリンを乗せた世界初の有人衛星船ボストーク1号が打ち上げられ、約1時間半で地球を1周します。このときガガーリンは27歳、人類初の宇宙飛行をした感動を「地球は青かった」という言葉で表現しました。

先を越された米国は大きなショックを受け、ケネディ大統領は対抗上、「米国は月に人間を送る」と声明せざるをえなくなりました。

以後、宇宙開発は飛躍的に発展しました。しかし1990年代に入って旧ソ連の情報公開が進むなか、この人類初の宇宙飛行が、実は大惨事に見舞われる寸前だったばかりか、ガガーリンはパラシュートで脱出し、帰還していたことが明らかになったのです。

ガガーリンは「鋼鉄製の神経を持っていた」といわれ、全国の戦闘機乗りから初の宇宙飛行士に選ばれたのも、笑顔のよさと安定した精神が決め手でした。

帰還後は、世界各国を親善使節として歴訪します。しかしジェット機飛行訓練中の事故により、34歳の若さで亡くなったのです。

ロシア共和国生まれ(1934~68年)。

1961年はどんな時代であったのか。

■社会/アンネ・ナプキン発売。歌ごえ喫茶。シームレスストッキング流行。レジャーブーム

■文化/小田実「何でも見てやろう」。岩田一男「英語に強くなる本」。NHK朝の連続テレビ小説(第1回、「娘と私」)

■流行歌/東京ドドンパ娘。銀座の恋の物語。君恋し。上を向いて歩こう。王将。スーダラ節

■映画/名もなく貧しく美しく。用心棒。ウエスト・サイド物語

■流行語/プライバシー。申しわけない。わかっちゃいるけどやめられない。不快指数。地球は青かった。巨人・大鵬・卵焼き。

1961年の主な出来事。

1960年の浅沼稲次郎社会党委員長刺殺事件に続いて、2月、右翼少年による嶋中事件が起き、池田内閣は政防法案を国会に提出しましたが、革新陣営の反対によって成立しませんでした。

新安保条約をめぐる混乱を鎮めるため、政府は引き続き、経済の高度成長と所得倍増を目標に掲げました。しかし政策調整が必要となり、金融引き締めを余儀なくされました。

米国でケネディ大統領が就任しましたが、ソ連との関係改善はならなかったばかりか、「ベルリンの壁」が築かれ、東西対立はかえって増したのです。

1961年(昭和36年)

1.1 日本海側に降った豪雪で国鉄ダイヤ大混乱

1.2 アイゼンハワー米大統領が国防総省のラオス内戦介入態勢強化の計画を承認

1.3 米国がキューバとの国交を断絶

1.11 大蔵省、日興證券に公社債投資信託認可(続いて野村、山一、大和も認可)

1.18 大逆事件の生き残りの坂本清馬が判決50年目に東京高裁に再審を請求

1.20 米、民主党のケネディ大統領が就任

2.1 深沢七郎作「風流夢譚」の内容に抗議する右翼少年、中央公論社の嶋中鵬二社長宅を襲い家人2人を殺傷(嶋中事件)

2.5 社会党中央執行委員会が構造改革論による新運動方針を決定

2.12 コンゴのルムンバ初代首相が殺害される

2.17 総評・全労・新産別・中立労連が労働時間短縮共闘問題で初会合

2.18 政府、農業基本法案を衆議院に提出

2.19 日本医師会と日本歯科医師会が医療費単価引き上げを要求して全国一日一斉休診

3.8 社会党大会で、河上丈太郎が委員長に

3.9 福岡県上清炭鉱で火災発生、71人死亡

3.9 全日赤労組、賃上げ要求で無期限スト突入

3.15 有田八郎元外相が三島由紀夫作「宴のあと」をプライバシーの侵害と告訴

3.15 鳴き竜で知られた日光薬師堂焼失

3.28 安保改定阻止国民会議が「安保反対・平和と民主主義をまもる国民会議」として再発足

3.28 三重県名張市で毒ぶどう酒事件が起き、5人死亡

3.31 政府が5年制の工業高等専門学校(高専)の設置を決定

4.1 国民皆年金・皆保険制度発足

4.4 辻政信参院議員が東南アジア視察に出発、その後消息を絶つ

4.11 強盗殺人で23年間服役した「昭和の巌窟王」吉田石松の再審請求、5度目にして名古屋高裁が決定

4.12 ソ連が有人衛星船ボストーク1号(ガガーリン少佐)を打ち上げ、地球を一周。5月5日米も有人ロケット第1号を打ち上げ

4.19 米駐日大使ライシャワー(前ハーバード大教授)が着任

4.19 炭労大手13社、合理化反対でスト突入

4.21 琉球立法院、沖縄県民代表の日本国会への参加要請を可決

4.24 英ソがラオス問題で共同声明(停戦勧告・関係国国際会議提案)。25日ラオス3派停戦受諾

4.28 沖縄・那覇で祖国復帰県民総決起大会。2万人が参加

4.29 自民・民社両党、衆院で農業基本法案を強行可決。6月6日参院通過。同12日公布

4.- 少年少女の間に睡眠薬遊び流行(11月20日未成年者に睡眠薬販売を禁止)

5.13 自民・民社両党、共同で政治的暴力行為防止法(政防法)案を衆議院に提出

5.16 韓国で軍部の反共クーデター。19日軍事革命内閣成立(5月革命)。7月3日朴正煕少将が国家再建最高会議議長に

5.18 総評が週刊誌「新週刊」を創刊(1962年7月廃刊)

6.2 政防法に反対して国会周辺で3万5000人がデモ

6.3 自民・民社両党が衆院で政防法案を強行可決。6月8日参院議長のあっせんで継続審議に

6.3 ケネディ・フルシチョフ米ソ両首脳会談開催(ウィーン)、ラオス中立化に合意

6.10 外相小坂善太郎、米大使とガリオア・エロア債務返済に関する覚書に署名

6.14 新東宝が映画製作中止を決定

6.19 池田勇人首相らが訪米。20日日米首脳会談。22日日米貿易経済合同委など3委員会設置に合意の共同声明

6.21 東京五輪の種目がIOC総会で決定。柔道とバレーボールが新種目に

6.24 本州各地に集中豪雨が続き、死者357人、被災家屋43万戸に

7.6 ソ連・北朝鮮友好協力及び相互援助条約に調印

7.8 共産党の春日庄次郎・中央統制監査委員会議長が「新綱領案は誤っている」と離党を表明。15日山田六左衛門・中央委員ら6人も中央批判の声明。党は7人を除名

7.11 中国・北朝鮮友好協力及び相互援助条約に調印

7.15 国民協会発足(自民党の資金調達機関)

7.18 国防会議が第2次防衛力整備計画を決定(ミサイル装備強化を目標)

7.20 小児まひ流行のため、東京でソ連の生ワクチン使用開始

7.22 大西巨人、針生一郎、安部公房、花田清輝ら新日本文学会の共産党員グループ21人が党指導部批判の声明を発表

7.25 共産党第8回大会、新綱領を採択(当面する革命は2つの敵に反対する反帝反独占の民主主義革命と規定)

8.1 大阪・釜ケ崎で2000人が騒ぐ。警官隊と衝突

8.8 松川事件の差し戻し審で、仙台高裁が全員に無罪判決

8.9 第7回原水禁世界大会開催(東京)。社会党・総評系と共産党系が対立

8.13 東ドイツが東西ベルリンの境界に壁を構築(ベルリンの壁)

8.15 ソ連工業見本市、東京・晴海で開会。ミコヤン副首相出席

8.15 シベリア墓参遺族代表が出発

8.18 インドと借款協定に調印

9.1 ソ連が核実験を再開。政府、社会党がソ連に抗議、共産党はソ連支持。2日日本青年団協議会がソ連核実験再開は平和の敵と非難。5日米国も核実験再開を発表

9.1 日本赤十字社が愛の献血運動を開始

9.6 ベオグラードで第1回非同盟諸国首脳会議開催(26カ国参加)

9.16 台風18号が近畿に襲来し、東日本にも被害。死者202人、被害家屋98万戸(第2室戸台風)

9.20 第6回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展で斎藤義重が外国人最優秀画家賞を受賞

9.25 日本航空が東京―札幌間にジェット機を就航(国内線初)

9.26 貿易為替自由化促進閣僚会議、貿易自由化計画繰り上げを決定

9.30 愛知用水完工、通水式

10.2 大鵬と柏戸が横綱に同時昇進。柏鵬時代到来

10.2 東京・大阪・名古屋の3証券取引所が株式市場第2部を新設

10.8 ラオス3派会談でプーマ殿下を臨時連合首班に決定

10.12 炭労の石炭政策転換要求第1次行進団が東京に到着。キャップランプ・デモ

10.15 ヨーロッパ遠征の日紡貝塚女子バレーチームが帰国、24戦全勝、「東洋の魔女」と評判に

10.18 南ベトナムに非常事態宣言。ゴ・ジン・ジエム大統領、本格化した解放戦線の反政府武力闘争に特別権限を掌握。ケネディ米大統領特使のテーラー大将が南ベトナムを訪問

10.20 第6次日韓会談開始

10.25 衆院、核実験禁止を決議。27日参院も決議

10.26 文部省が中学2・3年生を対象に全国一斉学力テスト(日教組は阻止行動、一部で生徒が拒否)

10.26 大分市の土砂崩れで電車が埋まり、31人死亡

10.30 ソ連が50メガトン核爆発実験実施

10.31 ソ連共産党が新綱領を採択(20年間で共産主義社会を基本的に実現するとの展望を示す)

10.31 ソ連の核実験による放射能雨が問題化

11.1 国立国会図書館新築開館

11.2 第1回日米貿易経済合同委員会、箱根で開催(4日、共同声明発表)

11.10 農業近代化資金助成法公布

11.13 水資源開発促進法・水資源開発公団法公布

11.13 産炭地域振興臨時措置法公布

11.14 通産省が出光興産に徳山、三菱化成工業に水島の石油コンビナート設立認可の方針決定

11.15 民社・全労系が核兵器禁止平和建設国民会議(核禁会議)を結成

11.19 全逓の闘争で郵便遅配が150万通を超す

11.25 ソ連がアルバニアと国交断絶

11.29 児童扶養手当法公布

12.12 池田首相ら内閣要人の暗殺計画発覚、旧軍人ら13人逮捕(三無事件)。29日破防法の初適用で10人起訴(有罪)

12.15 国連総会で中国代表権問題を重要事項とする決議案を可決(以後10年間)

12.17 那覇市長選で自民党の西銘順治当選(5年ぶりの保守派市長)

12.19 インドがポルトガル領ゴアを武力で接収

12.19 スカルノ・インドネシア大統領が西イリアン解放総動員令布告

いよいよ宇宙時代の幕が開きました。

それでも世界に平和は訪れません。宇宙開発にまで対立の構図ができてしまうのです。

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