他人の幸福を祈って、自分が幸せを手に入れる方法、メモに関連付けられた物語

他人の幸福を祈って、自分が幸せを手に入れる方法、メモに関連付けられた物語

この物語は「幸せへの近道、他人の幸福を祈って、自分が幸せを手に入れる方法」で作ったメモと、関連付けを行うための物語です。

他人の幸福を祈って、自分が幸せを手に入れる方法、メモに関連付けられた物語

初めての方は、この記事を読む前に前回の記事を読む必要があります。

幸せへの近道、他人の幸福を祈って、自分が幸せを手に入れる方法
ネガティブな思考がほんの少しでも生じてしまえば、潜在意識はそちらのほうを優先します。そのせいで、まったく正反対の結果が現れる可能性ま...

ここからが「メモに関連付けられた物語」の始まりです。

「君はわたしと一緒に来るんだよ」

こうなったら僕にしたって、言われたようにするしかなかった。

ハンターなお姉さんが向かった場所は、店の裏手へ続く細い路地である。

野獣のお兄さんは、自販機の横にある鉄のベンチに腰かけて、僕らを見送っていた。

どんどん先へ進むお姉さんはまったく後ろを気にもせず、置いていかれそうになった僕は、必死にあとを追いかけた。

通路へ入るとすぐに、男子トイレが見えた。突き当たりには女子トイレがある。

お姉さんはここでもさっさと、ドアの向こうに姿を消した。

こうなると僕としては、いたたまれない状況になる。無断で女子トイレに入るわけにもいかず、昼間にしては暗すぎる通路に立って、お姉さんが出てくるのをひたすら待った。

やがてお姉さんがドアから顔だけ出して、僕を呼んだ。

「なにをしてるのよ。はやくおいで」

そう言われても、僕はただもじもじするだけが精いっぱい、するとお姉さんが近づいてきて、「ほらほら」などと言いながら、僕をトイレの中に連れ込んだ。

正直に言って、非常にまずい状況である。手洗いの前で直立不動、身動き一つの余裕どころか、呼吸でさえも危ない感じ。

「ここでオシッコをするなんて、僕にはとてもできそうにありません」

言っとくが、尿意がまったくないという意味ではない。こういう場合、臨機応変ということばは適切ではなくて、TPOがより大事になってくる。

僕は女子トイレでは用を足せないタイプである。

そんな僕を尻目に、お姉さんがくすりと笑う。

「なにもここでオシッコをしろなんて、言ってるわけじゃない。そう言うのはあとからセルフでやってくれる」

だったら僕に、いったいどうしろって言うんだ。

「ほら、向こうにいる君の顔を、のぞいてごらん」

そう言いながら、お姉さんは壁に備えつけられてある鏡を指さした。

正面には緊張感でいっぱいの僕がいる。その横にはなんだか、楽しそうなお姉さんの顔が映っていた。

「少しおかしくない?」

質問の意味がよくわからなかった。

「女子トイレにいること以外、異常はどこにも見あたりません」

僕の答えをお姉さんはあっさりと無視、返事もせずに、手洗いのそばに近寄った。

片方の手にはピンク色のハンカチが握られている。それを濡らして、こちらを向いた。

「君ねえ、泣いたあとがあるよ。そのままだとどこへ行くにも、ちょっと恥ずかしいかも」

そんなことを言いながら、僕の顔に濡れたハンカチを近づけた。

優しい手つきでぬぐってくれる。そのあと耳もとに口を寄せ、小さな声でささやいた。

「ゴッサムシティには、行ったほうがいいと思うんだけど」

すぐそばにアロマの香りがあった。

それが鼻先をくすぐるたびに、心臓は何度か停止した。辺りは薄暗い。裸電球一つしかないトイレの中で、出口の向こうからは虫の声がかすかに聞こえてきた。

「行きたくないのと行かないのとではまるでちがうから、自分がどうしたいのか、それをもっとよく考えてみたらどうかな」

「パパに会いに行けと言うことですか」

「行けって言ってるわけじゃなくて、ママはパパと会うべきだし、君もやっぱりそうしたいんなら、我慢しないほうがいいと思うの」

僕は自分の気持ちがよくわからなかった。

誰かを思えば、ほかの誰かを忘れる必要がある。そんな気がするもんだから、答えを出すことにはためらいがちだ。

しばらく黙っていると、またお姉さんが、ハンカチを濡らすために手洗いの方向へ体を寄せた。

そのとき水道から漏れ聞こえる音がある。それが鼓膜を揺らすたびに、僕はなんだか切ない気持ちになった。

「さあ、きれいになったよ」

そう言ってから、お姉さんが僕の頭に手を置いた。長い指を前髪に絡ませる。それがとても心地よかったので、僕はされるがままに目を閉じた。

「君って、なかなかハンサムだよね。額の形も悪くない」

お姉さんが僕の顔に、ほおを寄せてくる。

だけどしばらくすると、様子がおかしくなった。「うぅん、なんだかしっくりこない」などといいつつ、うなり声――不審に思った僕が鏡の中をのぞいてみると、お姉さんはまゆを寄せながら、ひどく思案顔である。

「やっぱり、この髪型がダサイのかな」

おかしい――先ほどまでの雰囲気はみじんもなくなって、なんとなく不安な予感が身に迫っている。

僕は体を固くしながら、お姉さんの様子をうかがった。お姉さんのほうは、しきりに何かつぶやきながら、首をひねっては頭の上げ下げを繰り返していた。

そのうち決心がついたらしく、細いあごを小刻みに動かしたあと僕から離れ、おもむろにバッグの中に片手を入れた。

なにやらごそごそと探りだし、やがてそこから取り出した、ゴムのような物を口にくわえて、また僕のそばに近寄ってくる。

「動くなよ」

さっきまでとは、声の色までが微妙に違う。

あぜんとする僕を尻目に、すばやい手つきで髪の毛を引っ張り上げる。そのあと鏡の中をのぞき込みながら、満足そうに頷いた。

今の状況を正直に告白すると、髪の根元には相当、激しい痛みがある。

「アップにすると、やっぱりかわいいかも」

鏡の向こうにいる僕は髪の毛を一つにまとめられ、ゴムがしっかりとそれをくわえている。

決して緩まない頭皮に対して、恨めしい気持ちをさんざん込めながら、見つめるだけが関の山――お姉さんはそんな僕に気づきもせずに、きゃっきゃっと騒ぎながら、あくまでも上機嫌な態度で迎えてくれた。

こうなってしまうと、今の雰囲気を壊すようなことばは当然吐けず、現状維持を貫く以外に僕の選べる道は残されていなかった。

「君って、こんな風に髪型を変えると、まるで女の子みたいだね」

そのことばがとどめの一発である。新たなトラウマが、胸のうちで産声をあげた。

物語はここまでです。

この物語を読んでいるということは「幸せへの近道、他人の幸福を祈って、自分が幸せを手に入れる方法」で作ったメモを持っているはずです。

そのメモと、この物語は関連付けられています。

一日一回、この物語を読むたびに、メモに書かれた項目を思い出し、心から憎悪のシミを消していきます。

もっとも嫌いな人の幸せを心から祈ってください。

誰のためでもありません、すべてがあなたの利益につながります。

憎悪を心から消し去ったとき、とびきりの幸せを手に入れることができるのです。

期待してください。

幸せがやってくる時期も内容も、メモを作ったときに、潜在意識が全部、承知しています。

物語を読むことによって、嫌いな人の幸せを祈ることが習慣になります。

他人の幸せを祈ることで、あなたの心に焼き付いた黒いシミを削除します。

憎悪が消えます。憎しみから解放されます。

誰もが幸せになるのだから、当然、あなたにも幸福が訪れて当たり前です。

最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。

追記

このサイトには他にも、ハードルと言葉の拘束具を用いて、生活を改善していく方法があります。

痩せる、ダイエット成功のバイブル
このたびやっと時間を短縮し、なおかつ効果を落とさない方法を確立することができました。ただし今までの方法(読むだけで痩せる方法、読むだ...

http://hal1.net/entry/minimalist/

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