ネガティブな思考がほんの少しでも生じてしまえば、潜在意識はそちらのほうを優先します。
そのせいで、まったく正反対の結果が現れる可能性まであります。
自分自身とうまく付き合う方法というのは、非常に厄介な手続きを必要とするのです。
前回の記事で成功の法則を書きました。
おそらくたいていの人たちにとって、「幸せを呼び込む、成功の法則」で十分に成果が出るはずです。ただし潜在意識というものは、かなりのあまのじゃくです。
しかも沈黙の拒否を行うために、始末が悪いです。
目的意識が見えてはいけません。
潜在意識を操るという考え方がそもそも、間違っています。
自分自身とむやみに、競わないでください。
無欲でいることが一番、大事です。品物に対する執着も捨てます。欲望が物事を実現する上での、一番の障害になるのです。
まさにミニマリストの考え方が、ここで生きてきます。
節約したり、物をケチったりすることだけがミニマリストの条件だと考えているのなら、その考え方は間違っています。
物に対する執着を捨てることです。品物の値打ちは値段ではなく、必要か必要でないかで判断します。
この方法は特殊な手段を使います。
野球でいえば「成功の法則」が直球ならば「他人の幸福を祈って、自分が幸せになる方法」というのは、まさしく変化球です。
万人に適した方法というものは残念ながら、存在しません。だから行う人自身が、どのやり方が自分に合うのかを選択してください。
構造自体も少し変えています。
メモを作るのは、従来の方法と同じです。
まず、あなたがもっとも嫌いな人を三人、選び出します。それをメモに書きだします。フルネームでもあだ名でも構いません。
あなたがそれを読んで個人を特定できれば、極端な話、頭文字だけでも問題ないのです。
選ぶ人間は実際に会ったことがあり、はっきりと人物像をイメージできる人を選びます。テレビタレントや、インターネットで知ってるだけの人は、そもそも除外してください。
名前を思い出しただけで、嫌な思いが生々しく蘇ってくるような人物が適しています。
現在は会う機会がなくなったけれど、過去に散々な思いをさせられた人でも構いません。
とにかく、その人の名前を聞いただけでも、胸がむかむかしてくるぐらいの人が、この場合、一番の適役だと言えます。
たいていの人は、そういう人間を三人くらいは知っているんじゃないでしょうか。
三人揃わないという、とても恵まれた人は、一人でも二人でも問題ありません。ただしゼロにはしないでください。
もしも一人も思い浮かばない人は、前回の記事「幸せを呼び込む、成功の法則」で、十分に用は足りると思いますので、そちらを実行することをおすすめします。
さて、最悪の人、三人を選び出したあとに、ちょっと嫌いな人、十人を選び出してメモに書き込みます。
こちらもあだ名やイニシャルで人物をイメージできるのであれば、フルネームでなくても構いません。十人揃わなかったら、思い浮かんだ人数だけでも問題ありません。
柔軟に考えてください。
重要なのは、相手への悪意をきちんと感じることです。
ここまでで準備は完了となります。
この方法でもメモを朝晩、読み上げるのは同じです。
ただしあなたはメモを読み上げるのと同時に、上位にいる最悪な人、三人の幸せを心から祈ります。
嫌いな人の幸せを、祈ることなんてできませんか?
そう言うと思っていました。
あなたの潜在意識も同じ思いでいるはずです。だからあなたは潜在意識の固定観念を、ここで一つ、崩すのです。
正統な理由もあります。
憎しみや憎悪の感情はすべて、自分に返ってきます。
感情の変化のせいで体を壊すことは、よくあることです。たとえば、ご夫婦の片方がお亡くなりになりますと、残された片割れが、三年以内に死ぬ確率が飛躍的に高まります。
気持ちの持ちようによって、寿命までも決まってしまうのですから、人間の心はある意味、凶器に近いとも言えます。
しかも憎しみや憎悪は落胆よりもずっと、ネガティブな感情で、体を痛めやすい要素を含んでいます。
ほとんどすべての人が、過去の嫌な出来事を思い出しながら、自らの体を攻め続けているのです。
怒りという感情は、無意識でも、まるで残像のようになって心の中に残っています。
ひょっとすると夢の中で、やり場のない怒りに震えながら、自分自身を痛めつけている人が、大勢いるかもしれません。
考えれば怖いことです。しかも潜在意識は、容赦がありません。
それを和らげます。
もっとも嫌いな三人の人の幸せを、あなたは朝晩、欠かさず祈ります。
三人の幸せを祈ったあとは、下位に記した十人の名前だけを読み上げます。今度は幸せを祈る必要はありません。ただ名前(もしくはあだ名かイニシャル)を読み上げて、頭の中で人物をイメージするだけです。
そのうち上位の三人への悪意があなたの中から薄れてきたら、下位の十人の中から嫌いな人間を選んで交代させます。
これの繰り返しです。
人物をイメージしても、何の感情もわかなくなった人はメモから削除し、新たに嫌な人を選び出してメモに追加します。
あとは反復実行するだけです。
真剣にやると、嫌いで嫌いでたまらなかった人をイメージしても、何の感情もわかなくなります。
あなたの心から憎しみや憎悪という感情が、毎日、少しづつ消えていきます。あなたの心から黒いシミが、どんどん薄れていくのが実感できるはずです。
そうなれば、しめたもんです。
やがてあなたには、素晴らしい未来が訪れることでしょう。
確信してください。
疑わないことです。
憎悪を心から消し去ることができれば、あなたは必ず、幸せになります。
メモを作らなければ、この方法は有効にはなりません。
もともと潜在意識はほんの些細な感情の変化も見逃しませんので、あなたがこの方法に対して疑いの念を抱いていれば、潜在意識はあなたよりも早く、拒否の姿勢を見せます。
拒否された場合は、何の変化も起こらないでしょう。
成功を確信できなければ、時間の無駄になるだけなので、やらないほうがましだと言えます。
決断するのは、あなたです。
それでは最後の仕上げに取り掛かります。
物語とメモを紐づけする作業を始めます。
関連付けられた物語を、一日に一度は読んでください。
他の記事でも何度も述べていることですが、物語との関連付けは非常に大事な作業です。目的を潜在意識から隠ぺいできるからです。
潜在意識は見えている意識に対しては、ほとんどの場合、マイナスの力を加えます。
あなたができると言えば、無理だと答え、やると言えば、やらないほうがましだと、無意識のうちに判断を下すのです。
その判断から逃れるための方法として、目的意識を捨てて、物語を読むことだけに専念する手段を使います。
幸せになりたいなどと、むやみに祈ってはいけません。
嫌いな人の幸せを祈って、あなたは物語を読むだけでいいのです。
ただそれだけのことで、目的は達成されます。
成功の時期や内容については、潜在意識がすべて承知しています。あなたがやることはただ、メモを読み上げて他人の幸せを祈り、関連した物語を読むだけです。
わずかな労力を惜しまないでください。
意識しなければしないほど、この方法は機能します。
想像力を駆使して、嫌いな人の幸せを本気で祈ってください。
驚くべき結果が、やがて現れるでしょう。
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追記
この記事は「メモに関連付けられた物語」とリンクしています。
このサイトには他にも、ハードルと言葉の拘束具を用いて、生活を改善していく方法があります。
など、興味があれば読んでください。